新築住宅で使いやすいコンセントの位置や数は?
新築住宅を建てるにあたって、意外と見落としがちなのがコンセント計画。住みはじめてからコンセントの位置や数が生活スタイルにあっておらず、後悔する人が少なからずいるのです。
今回は新築住宅で起きた失敗例をもとに、コンセント計画のポイントをお伝えします。あったら便利なコンセントを部屋別にも紹介しているので、お家づくりに役立ててください。
目次
■新築住宅でよくあるコンセントの失敗
■新築住宅のコンセント計画のポイント
■【部屋別】あったら便利なコンセントの場所
■まとめ
■新築住宅でよくあるコンセントの失敗
まずは、新築住宅でよく起きるコンセントの失敗を知りましょう。
事前に失敗例を把握することで、失敗例を活かしたコンセントの配置の計画をすることができます。
①コンセントの数が足りない
計画の段階でコンセントの数は足りていると思っていても、
実際に生活してみると、足りないなと実感する人は意外と多いみたいです。
なんとなくでコンセントの数を考えたり、設計士に任せっきりにするすることが、
失敗につながる要因になります。
②使いたい場所にコンセントがない
次に失敗したという声が多いのは、使いたい場所にコンセントがないことです。
例えば、ベットで携帯を充電したいのに近くにコンセントがないと困りますよね。
計画段階で気付いていないと、住んでから延長コードを使うことになるかもしれません。
延長コードは、足が引っかかってしまい、ケガに繋がる可能性が高いです。
③コンセントの位置が高い、低い
「コンセントがテレビ台より低く、テレビ台の裏に隙間ができる」など、
コンセントの高さで悩む人も多いです。
入居した後だと、家電や家具をレイアウトがコンセントの位置に左右され、
理想の配置ができなくなるのです。
せっかく新築を建てたのに、理想の部屋ができないことは後悔しますよね。
■新築住宅のコンセントの配置のポイント
コンセントの配置に失敗したと思う人の多くが、
コンセントの配置をどこにするか計画できていないです。
そのため、新築住宅に住んでからコンセントの位置や数で後悔しないように
計画のポイントを押さえましょう。
コンセントの位置
コンセントの配置や数を計画する際は、
実際の生活を思い浮かべることがポイントです。
今ある家具・家電を当てはめてみて、家電の配置する箇所にコンセントを配置する方が、
延長コードを使う必要がなくなります。
また、広いリビングでは、部屋の対角線上にコンセントを配置することがおススメです。
コンセントの数
コンセントはすべての部屋に設置する方が良いです。
2畳あたりに、1つ設置することを目安にしましょう。
コンセントの差込口の数(口数)は1箇所ずつ数を調整することをおススメします。
ただし、数を増やしすぎると家具に隠れたり、
余ってしまうことで使う機会がなくなる可能性があります。
使わないコンセントは、ホコリが溜まり、火事が起きる可能性があるため危険です。
そのため、必要以上にコンセントを設けないように気をつけてくださいね。
コンセントの高さ
コンセントの高さを計画するときは、以下を参考にしてみてください。
・一般的なコンセントの高さ:25cm
・勉強机や書斎机用:30〜40cm
・エアコン用:180〜200cm
・洗濯機用:105〜110cm
・掃除機用:30〜40cm
コンセントは低めに設置するのが一般的です。
低い位置にあるコンセントは目立ちにくいというメリットがありますが、
抜き差しの際に屈む必要があるため、足腰が弱い人には使いづらいデメリットにもなるのです。
そのため、30〜40cmの高さがおススメです。
将来を見据えて、低めのコンセントは設置しすぎないようにするといいでしょう。
■【部屋別】あったら便利なコンセントの場所
部屋によって設置するコンセントの用途は異なります。
ここでは、多くの方が配置するコンセントの位置に加えて、
ここに欲しかったなどの声をよく聞くコンセントの場所を紹介します。
リビング
リビングの一角をテレワーク仕様にしている方は、
デスクにPC用のコンセントを設置するのがおすすめです。
設置しておけば、パソコンの充電がなくなりそうになってもすぐに充電が可能になります。
テレワーク環境が整えば、仕事の効率がより良くなるでしょう。
キッチン
背面収納の場所や調理スペース辺りにコンセントがあると、
ミキサーや電気ポットなどが使いやすくなって便利です。
キッチンはわざわざコードを外さなくても使えるように
少し多いかなと思うくらい設置するのがポイントです。
寝室
まず、寝室の枕元には携帯充電用のコンセントがいります。
加えて除湿機用やドレッサー用、エアコン用などのコンセントがあると更に便利です。
ウォークインクローゼットがある場合は、
クローゼット内にもコンセントを設置することで掃除がしやすくなります。
■まとめ
新築住宅のコンセントについて事前に考えることは意外と重要です。
入居してからコンセントの数を増やしたり、移動させることは可能ですが、
できれば最初からしっかり整えておきたい所です。
コンセントの位置や数で失敗しないためには、
家づくりの専門家からアドバイスをもらうのが得策です。
アドバイスをもらった上で、実際に新築住宅で生活をするイメージを想像しましょう。
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